2006年02月10日

東横INとマスコミの煽動報道

ホリエモンの次は東横インの社長か。マスコミというのは、次々とスケープゴートを槍玉に挙げては、必要以上に叩いて印象操作をする。ワイドショーが西田社長の自宅まで取材にいき、「暴利を貪りつつ自分はこんな豪邸に住んでます」などという印象を与えている。やりすぎじゃなかろうか?呉智英の「人権病におかされた日本」という言葉は言いえて妙だ。


確かにあの西田社長、最初の会見で本音を平気で言っちゃうところが軽率だ。「障害者の客なんて年に一、二回しか泊まらないのに」という本音はわかるけども、それをあの場で言ったらマスコミのかっこうの餌食になるだけなのだ。建前と本音を使い分けなきゃ。バカだヨねえ。


この件に関してはブログ「悪徳不動産屋の独り言」がこの事件と報道に関して鋭い意見を述べている。ここの管理人さんは、人権屋まがいの風紀委員長ビジターに叩かれるのも恐れず本音を語るから好きだ。右にも左にも位置せず、左右どちらから叩かれるのも恐れない。普通、人は内心何かを思っていても、タッチーなことは風紀委員長に刺されそうなので、無難なことしか書かない。私は、「さかしい」という意味でのお利口さん発言をする人間が嫌いで(笑)。
1.報道は正確に 
2.朝一番で親友から届いたメールから
特に2で長く書かれている意見には全部ではないにせよ、共感できる面があった。一部を抜粋する。
いちいちこんな断り書きを入れるのは嫌なものですが、「弱者を切り捨てろ」と言っているのではありません。〈中略〉
日本は、何かに懲りたり批判を受けると、極端に(必要以上に)考え方を反対方向に振るクセがあるようです。「第二次大戦は間違いだった」となると自虐教育が始まり、「男尊女卑はけしからん」となるとジェンダーフリー思想が台頭します。政府や教育の中枢にまで浸透して極端な論理を展開します。障害者向けの対策も然り、です。


魚篭山親方のどすこいブログも、「おわび会見、涙の理由は」という記事でマスコミの軽薄な姿勢を批判している。一部引用
今回、「ターゲットが東横インに決まった」となるや、TV各社は過去の東横インの映像、インタビューその他映像素材をかき集めてきた。しかし、そのほとんどが、不況の中業績を伸ばしている「勝ち組東横イン」を取材したものである。東横イン礼賛特集を再構成して、悪の巣窟東横インを作り上げるのである。
95%が女性といわれる女性従業員比率ひとつとってみても、往時は「男女の区別なく女性を活かす職場」といっていたものを「深夜まで女性をこき使う配慮のない職場」へと評価を変える。

------------------------------

西田社長が障害者団体に謝罪していた時、何であの障害者団体の人はエラソウなんだ!? 以前、普通の公立中学校の特殊学級を担当する教師の話を聞いたことがある。その学級は普通校に設けられた、たった一人の障害児を入れるための学級である。教師曰く、「あそこは、○○君(担任する障害児)の親の『どうしても普通校に入れたい』という要望で設けられた学級だ。養護学校の方が専門の学校であるだけに、適切な教育やケアが受けられるのに、親のエゴでこうなった。たった一人の生徒にたった一人の教師を付けるということで、どれだけの税金を費やすことか。確かに障害者を助けることは大事だが、当事者は助けられるのは当たり前と思ってはならない」 完全なオフレコ発言である。こんなのを公言したら先生の首が危うくなるが、これが現場の人間の本音である。言っておくが、この教師は非常にその生徒のことに目をかけている。
あのテレビのインタビューに出てきた団体の人も、もしかして助けられて当たり前と思っちゃいないだろうか? 営利企業である会社の苦しい台所事情も少しは考えたことがあるのだろうか?ちなみにうちの近所の公民館でも、条例によって作られた障害者用トイレは使われていない。まあ、公的機関はその役割からバリアフリーであるべきだけど、企業には苦しい台所事情がある。素人の妄想かもしれないけど、ホテルは住み分けをしたら良いのではないだろうか。障害者が年に一、二回しか泊まりにこないような客層なら、それ用の施設のあるホテルが町に数件あれば良いではないか。専用客室のある大手ホテルには障害者には廉価で泊まれるよう補助を出すとか、そういう施設を設けるホテルには補助を出すとか。税金で何でもやれちゃうお上と民間企業は違うんだから、現実に見合わない条例を押し付けるなら補助だってしないと。


マスコミの人権病に関する記事は過去にも書いた。→ひめゆり学徒を話題にした入試問題
虎の威をかるというか、弱者の見方をするふりをして説教をして、マスコミは偽善者なことこの上ない。こういうマスコミの煽りを間に受けて世論を左右する人間のことを、衆愚っていうんだろうな。


この記事に何かを感じたら人気blogランキングへ


posted by 館主 at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。