2010年09月03日

愛犬家のクリスマスパーティー

なんでこの時期にクリスマスの話なのかというと、根気よく読んでくれればわかります。最初は導線です。


私は最近、二年前に参加した、ある女だらけのクリスマス・ホームパーティーを思い出しました。

メンツは20代から50近くと幅広く、参加した女性は10人ほど。顔ぶれはOLや主婦。主婦は皆、大学教授やら医者やらの奥様でした。

このメンツには性別の他に共通点があって、皆、子どもがいないということでした。

で、その半数は小犬をペットにしていて、パーティーにもマイペットを連れてきていました。ホスト役の奥さんも小型犬を飼っていました。

そのお宅にはペット用の遊具まであり、ペット愛好家たちは可愛い洋服を着せたマイドッグたちを遊ばせて喜んでいました。


女にはいくつになっても母性本能があるのだと私は思います。実子がいないから、ネコのように小さな小型犬を愛玩しているのでしょう。

ペットを飼っていないグループの奥様が私の横に座っていました。
愛好家たちの様子を離れた所で見て、彼女は私につぶやきました。「ああいうペットって都合のいい存在よね」と。

奥様の言葉は的を射ています。愛好家たちの姿は現代社会の現象を表しています。そうです。ペットは都合が良いです。子どもがいると責任を負います。
ペットには反抗期もなければ、ずっと可愛い姿のままです。
ペットは飼い主を裏切りません。男の子はお嫁さんに取られちゃうなんて聞きますが、子どもは手塩にかけて育てても親の老後を面倒みてくれなかったりします。
子どもがいなければその分の養育費用を老後の費用に回せますよね。

彼女たちの全員が婦人科系のトラブルを持っているとは思えません。安い方に流されていると思われて仕方がないでしょう。
まして、独り者はともかく既婚者の皆さんはエリートの奥方で専業主婦です。子どもを育てるお金と時間はいっぱいあります。まあ、個人の主義だからと言われればそれまでですが。


何で、このパーティーのことを思い出したのかというと、先日知人の息子さんが傷害事件を起こしたからなんです。テレビのニュースで彼の名が出てびっくりしました。

息子が問題を起こしたといっても、知人である親御さんは堅実な人たちなんですよ。子どもに甘かったり機能不全家庭だったりするわけじゃありません。息子の方は反省を思いっきりすれば良いと思うけど、親御さんの心中を思うと不憫でなりません。今頃、彼らは地獄の中にいるだろうなと思います。

子育てを一生懸命やってきたつもりでも、世間から誹りを受けてしまうのです。

また今年、別の知り合いのお嬢さんが自殺をしてしまいました。なんでも、長く付き合って結婚まで考えていた男性にふられてしまったのが原因だそうです。

これも親御さんの心情を思うと「不憫」という言葉では形容しきれません。手塩にかけて育ててきたお嬢さんだったのに。

子どもは思いどおりには育ちません。こどもの進む人生には思いがけない罠が仕掛けられていたりもします。ペットを愛玩している方がよほど安穏な人生ではありませんか。


それでも私は、たとえその子どもが道を逸れてしまったとしても、敢えて茨の道を進んできた親に敬意を表したいと思います。世の中のお母さん、お父さんさん、子育てがんばってください!



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posted by 館主 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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